フリーランスの働き方と始め方
フリーランスとして働くとは
フリーランスとして働くには、自分のスキルや経験を活かし、クライアントに必要とされるサービスを提供することが重要です。
まずは自分が提供できるサービスを明確にし、それをプロモーションし、お客さまを見つけることが大切です。
クライアントとの取引は、基本的に業務委託契約に基づいて行われ、それによって約束事や期間、料金などが決まります。雇用契約ではありません。
したがって、フリーランスは、自分のスケジュールやタイミングに合わせて働けるので自由性が高い一方、稼ぐためには常に新しいクライアントを見つけ続ける必要があります。
フリーランスとして働くメリット
フリーランスとして働くメリットには、
・自分のスケジュールを自由に調整できること
・クライアントやプロジェクトの選択肢が広がること
・努力が報酬に直結していること
などがあります。
フリーランスとして働くデメリット・リスク
フリーランスとして働くデメリットやリスクとしては、
・給料が不安定であること(休業すると収入が途絶えてしまう)
・社会保険や年金などの福利厚生がないこと(全額自己負担で備えなくてはいけない)
・タスクやプロジェクトの管理を自己責任で行わなくてはいけないこと
などがあります。
休業した時の所得を補償してくれるフリーナンスの所得補償保険
デメリットの1つとして紹介した休業すると収入が途絶えてしまうというのは、不安に思う人も多いと思います。
フリーランス向けのお金と保険サービスである「フリーナンス」では、サービスの1つに休業した時の所得を補償してくれる保険を用意してくれています。
最長1年、仕事外のけが・病気・天災で収入がなくなったときの所得の補償です。年齢や職業の危険度によって保険料は異なりますが、例えば44歳で月20万円の補償の場合、月の保険料は2,020円です。一般社団法人フリーナンスAWS協会に入会し団体割引を受けることでこの保険料になるため、別途会費が1年間で3,000円かかります。それでも1年で、27,240円です。
詳しく知りたい方、お申込みは以下へどうぞ【このページで入会すると1,000円の報酬が贈られます】。
https://my.freenance.net/signup?rfc=0WHyYR
または、招待コードに「0WHyYR」と入力してください。
将来の退職金にもなり、掛金が全額所得控除として節税できる小規模企業共済
中小機構が運営する小規模企業共済制度は、小規模企業の経営者や役員、個人事業主などのための、積み立てによる退職金制度です。月々の掛金は1,000~70,000円の間で500円単位で自由に設定できる上に、掛金は全額所得控除となる、つまり高い節税効果がある制度です。受取時も老後への備えは、NISAやiDeCoも有効ですが、商品選びや管理が面倒な人は、この小規模企業共済制度一択になると思います。老後資金対策と節税効果で考えると、個人事業主がiDeCoに加入できる掛金上限月額は、6万8千円なので、併せて最大13万8千円、年額にすると165万6千円が所得から控除できることになるのです。所得税率10%、住民税率10%のとき、約16万円が節税できることになります。これを20年続けると320万円ですので、なかなかの金額なのではないかと思います。
デメリットとしては、20年(240ヵ月)未満で解約すると元本を下回ることや1年以内に解約すると解約金が出ないことです。ただし、元本を下回るのはあくまで解約した時であって、廃業や法人が解散したときや65歳以上で老齢給付として受け取った時は、20年未満でも元本を上回りますし、個人事業を法人成りした時や解散・病気以外の理由で役員を退任するときには、20年未満でも元本が戻ってきます。また、いずれの場合も掛金を支払っている間の節税効果を考えると多くの方がプラスになるのではないかと思います。
お申し込みは、まず中小機構へ資料請求し、資料内の申込用紙を提出、掛金を支払うという流れで行います。
https://krs.bz/smrj-hp/m/11-j (小規模企業共済 未加入者資料請求フォーム)
パンフレットも上記請求フォームで取り寄せできますが、中小機構ホームページ上でダウンロードもできます。
フリーランスにはどのような仕事がある?
フリーランスとしてできる仕事は多岐に渡ります。ご自分の技術とクライアント次第で、どんな仕事でもフリーランスとして対応できる可能性があります。例を挙げると以下のような仕事がフリーランスとして行われています。
- コーディングやプログラミング:Webサイトやアプリケーションの開発、メンテナンスなど。
- デザイン:グラフィックデザイン、Webデザイン、インタラクションデザインなど。
- コンテンツ制作:ブログ、記事、ビデオなどの作成。
- 翻訳:文章の翻訳。
- コンサルティング:ビジネス、マーケティング、人事などの分野でのアドバイス。
- 撮影や編集などの映像制作
- 写真撮影
これらは一部の例であり、実際にはさらに多くの仕事がありますし、広がっていく可能性もあります。
フリーランスとしてのスキルを身につけるためには何が必要?
フリーランスとしてのスキルを身につけるためには、次のようなことが重要です。
- 専門スキル:あなたが提供するサービスについての専門的な知識やスキルを身につけること。
- コミュニケーションスキル:クライアントとのやり取りや説明能力を高めること。
- マネジメントスキル:タスクやプロジェクトの管理能力を高めること。
- マーケティングスキル:自分自身やサービスをプロモートする能力。
- ネットワーキングスキル:仕事のネットワークを構築し、新しいクライアントを獲得する能力。
- 経営スキル:自分自身のビジネスを経営するために必要なスキルを身につけること。
- オンラインプレゼンスの作成:自分自身やサービスをオンライン上でプロモートするために必要なスキルを身につけること。
学習を通じて、上記のスキルを身につけるためには、オンラインの講座やトレーニングプログラム、実践経験を積むことが大切です。また、自己学習にも努力することで、専門分野の知識を深めることができます。
フリーランスの準備や開始手続き
フリーランスを開始するときの手続きは、次のようになります。
・開業届を税務署・青色申告承認申請書に提出
開業届の書式(国税庁HP)
・都道府県税事務所へ個人事業税に係る開業等の報告
東京都:https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/scene/index05.html#L1
福岡県:https://shinsei.pref.fukuoka.lg.jp/SdsJuminWeb/TetsuzukiDetail
・フリーランスのお仕事は、許認可が必要なものは多くないと思いますが、
例えば、古本・古着などの中古品を扱う場合は、警察で古物商許可を取らなくてはいけません。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/kobutsu/tetsuzuki/kyoka.html(警視庁ホームページ)
開業届を無料で作成してくれるサービス
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